【事例-217】自閉症・知的障害について親が手続きを始めたが、途中から進まなくなりご相談を頂いたケース(高槻市 「市役所に相談に行っても解決せず、2年も手続きが進まないのでお願いしたい」とご連絡)

【自閉症・知的障害について親が手続きを始めたが、途中から進まなくなりご相談を頂いたケース】
診断名:自閉スペクトラム症・知的障害
面談:事務所での面談(ご家族からのご相談)
エリア:高槻市
男性/20代

相談時の状況

子供が20歳になるので障害年金の手続きを進めていたが、次に何をすれば良いかわからない。何度も市役所に相談に行っても解決せず、疲れるだけで、2年も手続きが進まないのでお願いしたい。」とご連絡を頂きました。

社労士による見解

小学生になり、文字や算数の覚えが悪く、学習面の遅れやコミュニケーションの支障から2年生より支援学級に在籍するようになりました。授業中は寝て過ごし、忘れ物が多く、整理整頓は苦手でした。
中学生時も支援学級に在籍し、自発的な行動が見られなかったので、毎日の登校には起床が着替え、身だしなみ等に親の援助を要していました。集団への適応が困難で、自発的な意思表示が出来なかった為、困った時にはその都度、親が間に入って担任に確認しなければなりませんでした。
高校卒業後は就職しましたが、求められている仕事が出来ず、対人関係に支障をきたして3か月で退職。その後はアルバイトを転々として、継続した就労ができない状況でした。
このような症状でしたので、2級には該当すると判断しました。

受任してから申請までに行ったこと

「既に診断書は書いてもらった。」と、ご相談で来所された時には、診断書を持参されました。障害年金のルールとして、診断書に記載頂く現症日は、請求方法による指定(例えば、20歳時点や直近の現症日など)があります。事の詳細はわかりかねますが、持参頂いた診断書は2年前の記載で、このルールから逸れていました。
そこで、ルールに沿った診断書を記載頂くために症状や通院歴等の聞取りを行い、改めて医師に診断書の依頼をしました。

結果

無事に、障害基礎年金2級が決定しました。
「2年間、停滞していた手続きが進み、無事に年金を受取れて嬉しく、ホッとしている。ルールから逸れた診断書で申請する前に、相談して本当に良かった。」と仰って頂いた事が励みになりました。

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