【事例-178】就労移行支援事業所よりご紹介頂き、うつ病で障害基礎年金2級に認められた事例（茨木市症状の波によって通院と終診を繰返す）

【就労移行支援事業所よりご紹介頂き、うつ病で障害基礎年金2級に認められた事例】
診断名：うつ病
面談：事務所での面談
エリア：茨木市
女性／20代

相談時の状況

就労移行支援事業所の職員の方より、通所中の20代女性の障害年金手続きについて、ご相談を頂きました。

社労士による見解

高校生の時に外出困難となり、登校が出来ない事を心配した親が病院に連れて行きました。数回の受診後行かなくなり、その後、大学受験を経て、学生生活を送っていました。しかし、大学生の時に就職活動のストレスから再度外出困難となりました。なんとか就職しても、仕事をなかなか覚えられず、気持ちが落ち込んで同僚への気配りの余裕もなくなった事を指摘され、有休を使い果たす程の欠勤をするようになりました。仕事の効率も落ち、業務に支障をきたして退職し、退職後も不眠、不安、抑うつ気分、集中困難、意欲低下等の症状は続いていました。
就労移行支援事業所に通所する事になりましたが、抑うつ症状により週に1日の通所がやっとの状況で、日常生活は家族の援助が必要なご様子でした。

受任してから申請までに行ったこと

症状の波によって通院と終診を繰返し、その度に異なる病院に通っていらっしゃいましたので、10年ほど前の高校生の時に数回通った病院にカルテが残っているのか…、初診日の証明書を書いてもらえるのか…について調査を始めました。幸い、カルテが残っているとの事でしたので、無事に初診日の証明書を書いて頂く事が出来ました。病歴・就労状況等申立書もこちらで作成しました。