【事例-197】当初ご相談頂いた傷病とは異なる知的障害で障害基礎年金2級に認められた事例（茨木市親子でご相談、親がいなくなった先の事を心配して）

【当初ご相談頂いた傷病とは異なる知的障害で障害基礎年金2級に認められた事例】
診断名：知的障害
面談：事務所での面談
エリア：茨木市
男性／40代

相談時の状況

40代の男性について、ミトコンドリア脳筋症で障害年金の申請を希望され、後日親子で相談に来所されました。

社労士による見解

ミトコンドリア脳筋症について、病歴や症状等の聞取りをご本人様とご家族様にさせて頂きました。しかし、脳、筋肉、心臓、腎臓、耳、眼、すい臓、消化管等に障害年金を受給できるほどの症状はなく、その旨をお伝えしましたが、ご本人様の障害年金を受取りたいとのご要望が強く、なかなかご理解を頂けませんでした。
度々のご説明の中で、ご本人様から他にも有する傷病を複数挙げられましたが、そのほとんどは症状が軽いか、必要な検査を受けておらず、診断書作成には至らないものでした。
しかし、その中に知的障害を挙げられ、IQは不明との事でしたが、療育手帳を持っていらっしゃいましたので、知的障害で申請をする事にしました。

受任してから申請までに行ったこと

後日、IQを確認し、知的障害についての病歴や症状の聞取りをさせて頂き、医師に診断書を記載頂くための参考資料を作成しました。

結果

無事、障害基礎年金2級の受給が認められました。
強く願っていた障害年金の受給が決まり、ご本人様はとても喜んでいらっしゃいます。
しかし、今後もミトコンドリア脳筋症での申請をしたいとのお気持ちが強く、度々ご連絡を頂いています。
お母さまも、親がいなくなった先の事を心配していらっしゃいますので、長く見守っていきたいと思います。