【事例-158】障害者相談支援事業所からご紹介を頂き、双極性感情障害について一人暮らしでも2級の5年間遡及が認められたケース（高槻市 5年間遡及）

【障害者相談支援事業所からご紹介を頂き、双極性感情障害について一人暮らしでも2級の5年間遡及が認められたケース】
診断名：双極性感情障害
面談：事務所での面談
エリア：高槻市
女性／50代

相談時の状況

障害者支援事業所に障害年金の相談をされたところ、職員の方より連絡があり、ご紹介頂きました。

社労士による見解

後日、職員の方と一緒に来所されました。15年程前からストレスにより、めまい、耳鳴り、気持の落ち込み、食欲不振などの症状が現れたとの事で、50代の女性からのご相談でした。
家事や就労ができる状態ではありませんでしたが、通院治療をしながら生活のために無理をして短時間や単発の仕事をしていらっしゃいました。 5年程前に障害者就業・生活支援センターで相談する機会があり、デイケアを紹介してもらったことから、第三者の支援に繋がりました。
以後、日常生活において困難な事には支援を受けられるようになり、通院も相談支援事業所の職員の付き添いのおかげで、継続出来ている状況でした。

受任してから申請までに行ったこと

一度の聞取りではなかなか全体を把握できるまでのお話をお伺い出来ませんでしたので、時間をかけて信頼関係を築きながら症状や病歴の聞取りをさせて頂きました。
また、ご本人様と毎日連絡を取り合っている相談支援事業所の職員の方からも、具体的な日常生活のご様子をお伺いさせて頂きました。
継続した通院が出来ていたので、医師には快く診断書を作成頂けました。

結果

障害基礎年金２級に決定し、5年間の遡りも認められました。
初めは、相談支援事業所の職員を通してのやり取りでしたが、徐々に信頼をしてもらえるようになり、直接話せるようになりました。結果として、5年間遡っての受給が決まり、とても喜んでいただけました。
一人では中々手続きが進まない事もあると思いますが、このケースのように、事業所や社労士等、援助してくれる人に助けを求める事で最後までたどり着け、受給に繋がる事もあると思います。