【事例-163】医師から障害年金の受給は難しいのでは…と言われていたが、右上葉肺腺癌・転移性脳腫瘍で障害厚生年金3級に認められた事例(摂津市)

【医師から障害年金の受給は難しいのでは…と言われていたが、右上葉肺腺癌・転移性脳腫瘍で障害厚生年金3級に認められた事例】
診断名:上葉肺腺癌・転移性脳腫瘍
面談:事務所での面談
エリア:摂津市

相談時の状況

最初は、ご家族様が年金手続きをしようと、主治医と話を進めていたとの事でしたが、「診断書を書いて頂けない」とご相談を頂きました。

社労士による見解

4年程前から咳をするようになりました。当時はコロナ禍でしたので、コロナの感染を気にしていらっしゃいましたが、特に発熱はなかった事と、咳も出ては治まっての繰り返しでしたので、受診せずに過ごしていらっしゃいました。半年程してかかりつけ医に相談して検査を受けたところ、胸に腫瘍が見つかり肺腺癌の診断を受け、精査や治療目的で転院されました。転院先の病院で詳しい検査を受けると、脳転移も認められた為、休職しながら放射線やステロイド治療を受けていました。治療による副作用に加えて、脳に転移した腫瘍により手足が思うように動かないとの事でした。この方の場合は、がんの治療を受けている部位と年金申請としての症状の出ている部位が異なる為、どのように手続きを進めていくかが要になると感じました。

受任してから申請までに行ったこと

まずは、ご家族様が相談していた病院のソーシャルワーカーをご紹介頂き、間接的に主治医と今後どのように年金手続きを進めていくかをご相談しました。相談の中で、「肺は障害とはいえないが、年金が通る見込みがあるのか?」と質問されましたので、これからしようとしている事を説明し、最終的にはご理解を頂きました。その後、症状の出ている部位は、肺を診ている主治医の先生の専門ではないので、専門とする医師をご紹介いただき、診断書は症状を有する部位を専門とする医師に記載頂ける事になりました。

結果

障害厚生年金3級の受給が認められました。
ご本人様は障害者手帳の取得も希望していらっしゃいましたが、こちらの手続きも進んではいませんでした。しかし、ご本人様が主治医の先生に障害年金の受給が認められたことを伝えた所、障害者手帳の診断書も記載頂ける事になったと後日ご連絡を頂きました。
今回は、治療している部位と年金申請の症状が異なる事から起きた誤解でしたが、絡まった糸をほどく事で良い結果につながったと思います。

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