【事例-225】全身性強皮症で障害基礎年金2級に認められた事例(寝屋川市 審査の過程で医師照会が入る場合もあり、幣所では全ての書類に対してしっかりと対策を立てて対応)

【全身性強皮症で障害基礎年金2級に認められた事例】
診断名:全身性強皮症
面談:事務所での面談
エリア:寝屋川市
女性/50代

相談時の状況

50代の女性の件で、ご家族様よりご連絡を頂きました。

社労士による見解

手指の浮腫みや関節痛を感じるようになり、冷たいものに触れると手指が蒼白~紫色になるレイノー現象が出現しました。また、家事をするだけで、息切れをするようになり、徐々に上下肢にも浮腫みや関節痛の症状が広がり受診しました。
手指背から上腕、足背から大腿、顔、頸部まで全身の皮膚硬化があり、血液等の検査結果も踏まえて全身性強皮症と診断されました。
食べるとお腹が張り、下痢で1日に何回もトイレに行かなければならず、体重が35%減り、在宅IVH療法と難治性下痢に対して糞便微生物移植を受けました。また、間質性肺炎や心機能、腸閉塞の合併症もあり、1日の大半を横になって過ごしている状態でしたので、障害等級2級には該当する可能性が高いと判断しました。

受任してから申請までに行ったこと

ヒアリング内容をまとめた書類を作成して医師に診断書を作成頂き、病歴・就労状況等申立書も作成して申請しました。
審査中に年金機構より医師照会の書類が届きました。照会事項は4点あり、全て主治医に記載を頂く内容です。①重症度がstage1からstage5まで示され、この方の重症度はどの段階に該当するのか ②この方の皮膚の硬化の程度を点数で示すもの ③症状の概要、経過 ④生活状況 についてでした。
症状をしっかりと審査して頂くために、予めこれらの書類を医師に委ねる書類と事前に参考資料を作る書類に分け、必要に応じて参考資料を添えて主治医にそれぞれの書類に記載頂きました。
通常3か月程度の審査に医師照会も加わった為、審査に半年以上要しました。

結果

無事に障害基礎年金2級が認められました。
今回の様に審査の過程で医師照会が入る場合もあります。
受取った書類をそのまま主治医に渡す事も出来ますが、幣所では全ての書類に対してしっかりと対策を立てて対応しています。
社労士に依頼をするかを迷われている方は、医師照会が入った時の対応が出来るか…等を考慮しても良いのかもしれません。

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