【事例-159】統合失調症で障害基礎年金2級に認められた事例（箕面市ご家族よりご相談）

【統合失調症で障害基礎年金2級に認められた事例】
診断名：統合失調症
面談：事務所での面談
エリア：箕面市
女性／50代

相談時の状況

50代の奥様の統合失調症の申請について、ご主人様よりご相談を頂きました。
これまでに病院を転々としており、初診日が20年以上前なので、初診日を証明できるかを心配していらっしゃいました。

社労士による見解

育児で思い悩み、独語が増えました。気になる事が頭から離れず、感情や不安が高ぶって寝られず、様子を心配したご家族が病院に連れて行き、統合失調症と診断されました。しかし、病気を受け入れられず、一人では服薬が出来なかったので症状は悪化する一方で、次第にご家族の看護負担が大きくなる状況でした。
初めて病院に行ったのは大学病院との事でしたので、カルテが残っている可能性が高いと判断しました。

受任してから申請までに行ったこと

大学病院に問い合わせると、カルテが残っていました。しかし、20年以上前の症状や通院歴をご本人様もご家族様も思い出す事が出来ませんでしたので、適宜カルテの開示を行いながら、病歴をまとめていきました。残念ながら認定日時点に通院していた病院にはカルテが残っていませんでしたので、事後重症で申請をしました。
閉居がちなので、敢えてご家族様が外出に誘う日々で、事務所にも外出目的でご家族様と一緒に何度か来所されました。時にはたわいもない話をする事もありましたが、その都度顔を合わせて話をする事で、お互い誤解なく手続きを進める事が出来ました。