【事例-227】一人暮らしでもADHD, ASDで障害基礎年金2級が決定し、5年間遡及も認められた事例(枚方市 相談支援事業所の職員の方からもヒアリングをさせて頂き、症状に見合う内容の診断書を作成)

【一人暮らしでもADHD, ASDで障害基礎年金2級が決定し、5年間遡及も認められた事例】
診断名:ADHD, ASD
面談:事務所での面談
エリア:枚方市
女性/20代

相談時の状況

初診時の病院にカルテが残っていない事について、相談支援事業所より20代女性の障害年金手続きのご相談を頂きました。ご両親も初診日を証明できるか…についてとても心配していらっしゃいましたので、初回の相談時は、ご本人や相談支援事業所の職員の方に加え、オンラインでご家族様にも参加頂きました。

社労士による見解

幼少期から口数が少なく、友達との関わりに悩みがありました。嫌な事は後回しで取り組めず、皆と同じ事が出来ませんでした。中学生時は、苦手な体育の時間は保健室で過ごしました。高校に入学後も自発的に起きて登校の準備が出来ず、毎朝親が登校までの時間の管理をして準備や行動を促していました。大学進学にあたり一人暮らしとなりましたが、掃除や片づけは出来ませんでした。2年生の秋頃から大学に行けず、昼夜逆転の生活になりました。
心配した親が様子を見に行くと、ゴミ屋敷の様な部屋で暮らしており、親が受診を勧めました。一人暮らしだった為、自発的には通院を継続できず、行かなくなりました。親が付き添って別の病院を受診した所、ADHD, ASDと診断されました。
大学には行けないままで、生活の様子を心配した親の手続きで週に2回ヘルパーさんの支援を受ける様になりました。その後、大学を中退し、就労継続支援B型事業所に通所を予定されていましたので、2級以上の障害状態にあると判断しました。

受任してから申請までに行ったこと

この方の場合は、ご両親が常に生活の様子を見守ってくださっていましたので、ご両親に初診時の病院の受診を示す資料が自宅に残っていないかを探していただきました。すると、最近では珍しいのですが、初診日が記載された診察券が残っているとの事でした。
また、この方は約6年間同じ病院に通院していらっしゃいましたので、認定日(初診日から1年半を経過した日)と合わせて2通の診断書の作成を主治医に依頼しました。
医師への聞取り書類を作成するにあたり、ご本人様とご家族様に加え、相談支援事業所の職員の方からもヒアリングをさせて頂き、症状に見合う内容の診断書を作成頂けました。

結果

障害基礎年金2級が決定し、5年間の遡りも認められました。

受給事例の最新記事

発達障害の最新記事

障害年金無料相談受付中 お気軽にご相談ください 050-3005-8972

当センターの新着情報・トピックス・最新の受給事例

疾病・症状別の受給事例

  • 精神疾患(うつ病・統合失調症など)についての事例はこちら
  • がんについての事例はこちら
  • 脳疾患・心疾患についての事例はこちら
  • その他(人工透析・人工関節など)についての事例はこちら
無料相談 電話相談 24時間 365日受付 072-665-8345 メールお問い合わせ
アクセス