【事例-171】初診と思われる病院は廃院しているとご相談頂き、IgA腎症からの末期腎不全について、障害厚生年金2級に認められたケース(高槻市)

【初診と思われる病院は廃院しているとご相談頂き、IgA腎症からの末期腎不全について、障害厚生年金2級に認められたケース】
診断名:IgA腎症からの末期腎不全
面談:事務所での面談
エリア:高槻市

相談時の状況

50代男性より、表題の件でご相談を頂き、後日来所頂きました。

社労士による見解

病歴を詳しくお伺いすると、十数年前から会社の健診で尿蛋白の指摘が続いていたものの、それを主訴に受診した病院では高血圧に対しての治療しかしていませんでした。
その後も自覚症状は無く、日常生活や就労にも支障はありませんでした。しかし、毎年、会社の健診で尿蛋白の指摘を受け続けるので、別の病院を受診した所、腎生検により慢性糸球体腎炎(IgA腎症)と診断されました。しかし、その病院でも検査後に腎臓に対しての治療の話は無く、元の病院に戻って高血圧に対する投薬治療を受け続けていました。自覚症状も無く、毎年の健診結果で改善は見られない事から、通院をやめて数年経った頃、両足の甲が靴が入らない程に浮腫み、近所の総合病院を受診されました。
高血圧が原因の腎不全の初診日は、高血圧で初めて受診した日ではありません。
そのため、ご本人様が初診と思っていた、既に廃院している病院で初診日を証明する必要はない事をご説明しました。
次に、申請にあたり初診日を確定させなければなりませんが、主治医が記載した障害者手帳の診断書を拝読した所、「現在の病院に至るまでには腎臓の治療を受けていない」との記載がありました。そこで、主治医が腎生検の受診日と現在の病院の初診日のどちらを初診日と考えているかを伺いたいと思いました。

受任してから申請までに行ったこと

幸い、この方の通院する総合病院にはお世話になっているソーシャルワーカーの方がおりましたので、経緯を説明し、診断書を記載頂きました。また、完成した診断書の追記等を依頼する際にも、ソーシャルワーカーの方のおかげで円滑に進みました。

結果

障害厚生年金2級に認められました。
特に大きな総合病院では医師との直接のやりとりが難しいことが多いですが、お世話になっているソーシャルワーカーの方のおかげで円滑に進みました。

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